RCEPの問題点は?インド離脱や中国からの移民問題と農業への影響は?

本日はこちらのニュースを取り上げます!

2021年4月28日、包括的経済連携(RCEP)協定が28日午前の参院本会議で承認されたとのニュースが報じられました。

『RCEP国会承認 年末にも発効、アジアに巨大経済圏』
こちらの記事では、RCEP承認されたことやRCEPの概要など説明されています!

日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など15カ国が2020年11月に署名した地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が28日午前の参院本会議で承認された。
早ければ年末にも発効する見通しで、国内総生産(GDP)で世界の3割を占める巨大経済圏が誕生する。米中対立が激しさを増すなか、日本は経済安全保障とのバランスも問われる。

日本経済新聞より抜粋

突然の承認に対する国民の声や、問題点をまとめました。

また、インドの離脱の理由や、移民問題日本の農業への影響を取上げます。

RCEPとはなんなのか分からない方や、RCEPが実際に発効されたらどのようなことが起こるのか?

疑問を解決します^^

RCEPの問題点は?

  • 中国や他国からの移民問題
  • 農業への影響

問題点:中国や他国からの移民問題

移民に該当するRCEPの協定書というものが存在します。

その協定書によると、『ビジネス的な交流を促進するために高度な技術を持つ方、投資家の活動を活性化することが目的』とされています。

また、この方達の滞在期間については『90日又は5年を限度であり、更新が可能』とのことですので、RCEPにより中国や他の国からの移民が増えることがありえる為、治安悪化や犯罪などをが増えることへの心配があります。

問題点:農業への影響

安い製品や農林水産品を輸入することになり国内の農業が衰退する恐れがあります。

中国や韓国からの輸入で米、肉類、乳製品などの重要5項目は除かれますが、冷凍野菜や冷凍海産物や酒類などの関税が段階的に下げられ、最終的には撤廃されるとのことです。

それにより、中国や韓国からの安い製品を輸入することも増え、国内の生産者や企業や農家さんは価格競争が起こり致命傷となる恐れも考えられます。
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問題点:その他

  • RCEPは「中国が中心の世界最大の自由貿易圏」と言われている
  • 知的財産権の侵害や粗悪な品が入ってきやすくなる
  • 同盟国アメリカとの関係性

RCEPは「中国が中心の世界最大の自由貿易圏」と言われている

    GDP引き上げ効果は大いに期待できるが、加盟国の中国、韓国・ブルネイ、日本の効果が突出しています。

    その中でも中国が最もメリットを得ると数字がでています


    PROVE(https://www.provej.jp/column/rg/rcep/)より引用
    ※現在インドはRCEP離脱した為含まれません。

    このため、RCEPは「中国が中心の世界最大の自由貿易圏」になると言われています。

    中国が主導権を握ることにより一帯一路(中国が始めた広域経済構想)へ進んでしまうのではないかとの懸念もあります。

    また、これまで以上に中国製品が日本に流通されることの脅威もあり、衛生的な問題や、ジェノサイドによる人権問題なども考慮すると中国との付き合い方を日本も考えるべき問題点になります。

    知的財産権の侵害や粗悪な品が入ってきやすくなる

    中韓はブランドの偽物の流通が激しいのはよく知られている事実ですが、RCEPが開始することで日本にも偽物ブランドが輸出され知的財産侵害が増えることも懸念されています。

    また米国のトランプ政権下では、『HUAWEI(ファーウェイ)が通信ネットワーク上で中国政府の意向によるスパイ行為を行う恐れ』があるとして購入を禁止した経緯があります。

    その様なスパイ認定された製品も日本国内でより出回ることにもなり得るため非常に危険を感じます。

    同盟国アメリカとの関係性

    米中貿易戦争が起きている最中に、中国としてはRCEPにより米国との対立も緩和できありがたいでしょう。

    しかしアメリカと同盟国である日本は、中国との関係性を強くすることによる懸念が生じるかもしれません。

    RCEPによるメリットと言われてること

    • 関税が引き下げられることにより貿易が円滑化する
    • 中国との輸出入において関税が削減され、貿易が活発化してビジネスチャンスが広がる
    • ASEANやインドネシアやマレーシア、中国など人口大国が参加となり巨大市場参入へのチャンス
    • RCEPに加盟した各国のGDP(国内総生産)の押し上げ効果

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    RCEPからインドは何故離脱したのか?

    もともと、RCEPへの加盟はインドも検討していましたがRCEPから離脱しています

    インドとしては、中国から大量の安価な製品が流入することで、国内産業が打撃を受け衰退することを懸念していました。

    インドは以前より中国を強く警戒しており、中国から発生した新型コロナウイルスの感染拡大でさらに態度を硬化させています。

    インドの報道機関は、「インド政府はRCEPに加入することで、中国への依存を高めることを警戒した」と報道しています。

    またインドは当初、中国が参加するRCEPアメリカが参加するTPPの双方に参加する意向でした。

    インドはアメリカと中国とはバランスのとれた貿易を基本としていた為、アメリカが2017年にTPPから離脱したことにより、中国にかたよる貿易になることでRCEP離脱に影響したと言われています。
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    RCEPとは?

    包括的経済連携RCEP(アールセップ)とは、日本と中国と韓国のFTAに加えて、東南アジア諸国連合ASEAN(アセアン)10か国、さらにオーストラリアとニュージーランドを加えた合計15か国が自由な貿易を進めるための協定です。

    FTA
    • 日本
    • 中国
    • 韓国
    東南アジア諸国連合ASEAN加盟国
    • タイ
    • インドネシア
    • フィリピン
    • シンガポール
    • マレーシア
    • ベトナム
    • カンボジア
    • ラオス
    • ミャンマー
      TPP加盟国の内2カ国
      • オーストラリア
      • ニュージーランド

       

      こちらの記事は『PROVE』を参考にさせていただきました☆


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      RCEP承認による国民の反響

      RCEP国会承認のニュースをうけた国民はどのように感じているのでしょうか?

      日本経済新聞の記事を引用リツイートさている方々のTwitterの声を集めました!

      日本の今後の経済を心配し、同盟国との関係性も懸念されています。

      国防すらままならない状態で貿易を高め、日本の産業が衰退することの不安を感じているようです。


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      緊急事態宣言が出されているコロナ禍に、重要な法案を承認しメディアが報じなかったことへのお怒りです。

      離脱したインドを見習うべきというご意見もあります。


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      日本にとって非常に重要なことであるにも関わらず、承認されてから報道されたことによる怒りを訴えています。

      議論されずに承認されたこと、ジェノサイドの問題にも言及されています。


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      RCEPの問題点は?インド離脱や中国からの移民問題と農業への影響のまとめ

      • RCEPの問題点については、中国主体の貿易になることに対しての懸念が大きいのがお分かりいただけたと思います。
      • インド離脱については、やはり中国に依存することの懸念や、アメリカがTPPから離脱したことが影響されていました。
      • 中国からの移民問題については、こちらRCEPが始動したらビジネス関係者だけとは言え滞在期間の更新も可能な為、移民が増えることはあり得るようです。
      • 農業への影響については、RCEPにより関税が下がり安価な製品や食物も多く輸入されることが考えられますので日本の農業だけでなく企業にも影響がでそうです。

      RCEPの問題点は非常に多く、賛成の声はあまり見当たらず、反対や説明責任や報道のあり方に対する不満が多く見受けられました。

      中国主体の貿易なので慎重に協議し、国民にも理解してもらってから進めていただきたいものですね。

      最後までお読みいただきましてありがとうございましたm(_ _)m